BUILD THE MVMNT
Foundation is the key to creativity.
CONDITIONING
コンディショニングとは?
コンディションとは、いわばその人の「カラダの調子」のこと。生活やスポーツの場面で、優れたパフォーマンスを発揮するために必要な全ての要素。コンディショニングとは、コンディションを、よりよい方向に向かわせる試み。食事も睡眠も。もちろん、踊ることも立派なコンディショニングとなります。
怪我や疾病など、様々な原因によってコンディションは低下する可能性があります。 特に、怪我が治り、カラダそのものに問題がなくなったとしても、その治癒過程で生じた筋や組織の柔軟性低下、筋力のアンバランス、そして不調をかばうことで身についてしまったカラダの悪いクセ。そういう原因によって、不調を感じる場合は少なくありません。
つまり、病院でも原因が良く分からない動きの不具合や痛みがある場合、その原因は、あなたのカラダの機能(姿勢・動作)にあるかもしれないということです。
自分のコンディションを悪くする原因とは?自分にとってのベストなコンディショニングとは?まずは、これらのことを認識し、カラダの仕組みを学び、より良い習慣を身につけていくことが非常に大切です。
痛みや不調をくりかえさないため。パフォーマンスをあげるため。コンディショニングはすべての人にとって必要です。
パフォーマンスピラミッド

下層にいくほど、基本的な要素を表します。
車に例えてみましょう。
MOVEMENT → 姿勢、関節の機能
タイヤがパンクしていないか?ネジが外れていないか?
部品は機能しているのか。
PERFORMANCE → 筋力、バランス能力など
エンジンは高性能なのか?タイヤのゴムの性質は?
性能は高性能なのか。
SKILL → テクニック、作戦
ドライバーの運転テクニックは高いのか?
運転手の判断能力は大丈夫なのか。
つまり、いくらF1ドライバーのようにドライビングテクニックが高くても、部品が錆びついていたり、ボロボロのエンジンを使用していると、最高のタイムは出せないということ。
現実を見ても、完全にSKILLを重視する方が圧倒的に多いと感じます。各関節が正しい動きをしているかを知り、動かし方を覚えなければ、どんなに練習を続けていても、最高のパフォーマンスにはつながりません。順序を間違えずに、土台作りから技まで結びつけましょう。
PLAN
アセスメントのスコアによって、プログラムが変わります。
カラダの機能に問題が見つかった方はCorrective Phaseから。
カラダの機能に問題のない方はFunctional Phaseから開始します。
Collective Phase
機能不全改善のためのプログラム
Functional Phase
更なる機能向上のためのプログラム
CORRECTIVE PHASE
部位の改善ではなく、動作パターンの改善
FLOW
姿勢:カラダのズレを修正する
呼吸:正しい呼吸パターンを身につける
抑制:過剰に働きやすい筋をゆるめる
伸張:硬くなっている筋をのばしていく
活性:使えていない筋を活性化させる
統合:身体をうまく使えるようにする
Inhibitory Techniques
神経、筋膜、筋肉などのオーバーアクティベーションを抑制。
筋肉の張りなどをリラックス、筋膜リリースを行ったりします。
Lengthening Technique
可動域を増やすために、短縮された筋肉や組織を伸ばすフェーズ。
主にスタティック・ダイナミックストレッチなどを利用します。
Activation Technique
筋を活性化させるフェーズになります。
正常な可動域を取り戻した後、その可動域を正しく使えるようにします。
Integration Techniques
アクティベイトした組織や筋肉を、実際に他の共同筋と共に使います。
動作する際に筋肉や組織を活性化させ、その動作に必要のない部位は抑制させることが目標です。
FUNCTIONAL PHASE
各機能をさらに強化
FLOW
動きの準備:効率の良いウォーミングアップ
複雑な動作:脳細胞を増やし、感覚を養う
動きを鍛える:カラダの本当の強さを手に入れる
心肺機能力:短時間でカラダのエンジンを強化
PREPARATION
相反抑制を利用し、動きの土台となる体幹部の体温を上昇させ、筋の活動を活性化する
BALANCE
膠細胞を増やし、より多くの筋を動員し、アタマも鍛える。
STRENGTH
伝統的なボディビルを基本としたトレーニングから、大きく踏み出したシステム。
ESD (Energy System Development)
量ではなく質を重視し、全身持久性だけでなく、心肺機能の各要素全般をも向上させる。